危険な行為を叱った「後」に
・反省することが必要な時
・その場での行動の改善ができたらOKな時
これらは大きく対応が異なるという所感
私は後者においては「ユーモア」が必要な時があると考える
なぜ必要かと言うと、
もし必要以上に落ち込んでしまったら、「そのことをしてはいけない」ということより
「叱られたからいけない」ということの方が重視してしまう恐れがあるからだ
子どものため?職員は誰がため?
なぜ職員がそうする原因として、反省が深められない子どもの対応を過去に経験しているとどうしても全体的に厳しめの対応に偏りがちになるからと予想する
しかし、その中にはその場で改善ができる子どもも含まれていることが多い 無駄にストレスの負荷を増やしているのは大人でないか
そこで、職員はよくユーモアを持って接することが大切だと言われるが、これも同じと考える
ユーモア的叱り思考とは
これはつまり、ユーモアを持ちながら叱ること 大切なのは、
・感情的にならない対応
・伝えたい結論は明確に印象づける言葉、ストーリーの構築
だろう
自分が想像するストーリーとは、
第一場面で「叱り」
→問題行動を抑止
第二場面で「振り返り」
→問題の確認改善
第三場面で「アフターケア」
→その後の影響の補償 と考える
特に第三場面は丁寧に関わる必要があるが、疎かになりがちだ(自戒をこめて)
しかし、ここにどう関わるかでその後の行動に改善が見られるといっても過言ではない重要項目である
ユーモアはどう活用するか?
基本的には「問題のポイントをわかりやすく面白く例を挙げる」ということかと考える
例えばそれは
・問題の視点を変えたり
→遊んでたら急に喧嘩なったから喧嘩スイッチ押されたのかと思ったよ
・例をあげたり
→例えば先生が君のように「なにすんねん」(泣くふり)っていってたら驚くよね
客観視してみて、振り返る。その際に振り返りやすい内容にストーリーを提示する。
あくまで、「伝えたいことはわかったし、少し気持ちがほぐれたかな」程度に使うことをお勧めする
西澤哲訳「生活の中での治療」においても、対子どもにおけるユーモアを交えながら子どもと関わる必要性を説いているように、ユーモアとは支援の中で必要不可欠なものである
私達支援者は、導く存在であると同時に、安全を守る役割も担う
しかし、その中でその子どものストレスを増やす存在になってはならないようにするために、考える必要があるだろう◯
こご
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